広汎性侵害抑制調節

diffuse noxious inhibitory control (DNIC)

1979年ラットの脊髄のWDRニューロンの反応が侵害刺激を広汎な身体の部位に加えたときに抑制されたことを発表された

脊髄後角や三叉神経脊髄核の侵害受容ニューロンの反応が全身の皮膚 筋 内臓などに加えられた侵害刺激(機械 熱 化学刺激)によって抑制されるという現象

反応部位は損傷部位周辺筋群 発生学的同一 近隣部位 左右対称部位 同類似走行部位 同類似機能 などの部位で確認できる

たとえば梨状筋と菱形筋 とか 腰方形筋と中部僧帽筋とか 色々です

対象部位に痛みを確認して関連部位に圧刺激して対象部位の痛みなどを改善するというのも

横山2点療法とかはこの理論で改善するんでしょう?

痛みの求心性線維は脊髄後角に入りⅠ Ⅱ層に入りますよね?広作動域ニューロン(WDR)も同じ層に入ります。ゲートコントロールの抑制介在ニューロンも理論的に当てはまるわけですよ。

なおかつ前から言ってますがカイロプラクティックアジャストメントがなぜ効くのか?の圧動き受容器の入力を上げて痛みを抑制してるという理論 SA-TYPE2 Ruffini小体 Claw unit 関節の動きの事ね この入力もⅡ Ⅲ Ⅳ層に入ります

この理論で私が治療してるのが関節を動かしながら触圧刺激をして疼痛を抑制するというものですね

今までは疼痛部位をやっていましたが広汎性侵害抑制だと違う部位でも効果があるということで疼痛部位に損傷や炎症などあるときはこちらが適用になります

世田谷区三軒茶屋のカイロプラクティック
コダマカイロプラクティックセンター
治療院のHP
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